アーティストほぼ100%還元のファイル販売システムDIY STARSの仕組み

世間で超画期的、アーティストにほぼ100%還元するといわれているDIY STARS(http://diy.tunk.jp/)がどういうカラクリで運営しているのか外側から眺めてみた。


1.システムはアーティスト自前のサーバに置く

2.ファイルもアーティスト自前のサーバに置く


なので、DIY STARSにはマイページというものが存在しない。
いつでもマイページからダウンロードOK!…というわけにはいかないので、メールで届くURLか、購入完了画面にダウンロードボタンを出して手元にファイルを置く。


このURLは期限付なだけなので、誰でもダウンロードできるだろう。きっと。
とはいってもDRMとか死ねばいいので、これは購入者のモラルに任せるべきですね。


書籍だってコピーはされるしネットに画像は出回る時代ですからね。


ということで、今、一部では大流行のEC-CUBEと同じように、自前のサーバに設置(インスコ)するものの類ということで、目新しいものではない気がするが、一点だけ気になるところがある。


決済がすすむと、決済代行会社イプシロンの決済画面に飛ぶ。決済代行会社のシステムを利用したことがある人にはおなじみの「リンクタイプ」ってやつですね。


共通で決済できるようにしているようだが、システム元(ここではDIY STARS)とカード決済代行会社の間で契約したものであり、販売者(ここではアーティスト)とカード決済代行会社で契約していないものをカード決済していいのか?というのがある。


まぁカード会社がそれでOKなのであればOKだが。

もしくは、アーティスト個別に契約していて、システムのインストールや保守費用。決済代行の契約紹介が主な収入源になっているのだろうか?であればアーティストが個別に決済手数料をイプシロンに払うだけなので、ほぼ100%バックとうたうのもうなづける。


このあたりの運営方法はぜひ聞いてみたいところですね。


というのが外側から見た感想です。あってるかな…?


追記
アーティストに「100%売上還元」の音楽流通システム?それBandCampでできるよ

http://d.hatena.ne.jp/heatwave_p2p/20100624/p1


なるほどねぇ。