位置ゲーの日に位置ゲー大規模障害からみえる泥沼感

昨日、KDDI社とコロプラ社が業務提携の発表を行い「11月11日は位置ゲーの日」などと定める茶番劇を行っていたが、当日、11日の(たぶんリリースのための)メンテナンスが明けると、そこは大規模な障害の巣窟と化していた。

http://colony.livedoor.biz/


業務提携でサービスがこけるとかwww


サイトを拝見すると副社長がtwitterをやっているようで、読ませていただくと

http://twitter.com/chibakotaro/status/2406090868260864
「社内、GMのカウントダウンの掛け声と同時に、 全エンジニアが一斉に移行作業に入りました。本番開始です。」

などと調子をこいているからこうなるのである。他人の不幸は面白くてしかたないが、いつ自分の身に降りかかってくるかわからないことでもあるので今回の障害から学ぶことにしよう。


■組織がグダグダなんだろうな。
障害が多い会社は組織がグダグダなことが多い。会社情報を読むに、2010年8月末現在、66人の社員がいるようである。数多のITベンチャーを見てきた経験から、この50人〜99人規模によくあるマイナス面を記載してみよう。


・20人→50人までは急に人が増えたと思われる。
・急に増えたのでノウハウがない。
・急に人を増やしたのでバカが多い。
・サービスに対する愛がないので、グダグダになっていく。


そして、人を増やすことができるということは売上げも確かなものになってきているので、カネのニオイにハエがたかる。


・プロデューサーという仕事ができない人物が増えている。
・役員に元証券マンや元金融マンがいすわっている。
・売上げ至上主義が幅をきかせるので開発者は肩身が狭い。



と、この規模の会社では泥沼状態のところが多い。この壁を超えることができるかどうかが、今後の成長のカギになっている。コロプラ社も今回の大規模障害を見るに、泥沼なのではと想像する。


■サービスが急成長したので、意識が低い
100万人規模のサービスを行っている割には、サーバー(プログラム)の障害(バグ)が多い。私も超ヘビーユーザーなのだが、楽しみにしているイベントで毎回毎回、障害がおきる。残念ながら、テストを行っていないのだろう。非常に意識が低い開発者である。そしてリリースのGO!をだす企画者も質は低いだろう。これから教育していくしかない(普通は教育しなくても分かるが)。3ヶ月くらいホテルでバイトでもさせたらどうかと思う。


そして、なぜかこの規模になると上場を考え始める。社長以下役員は今回の点を反省しなければならない。カネカネカネの前にヒトヒトヒトである。社員・ユーザーをもっと大切にしなければいけないぞ。KDDI社と提携などを行う前に、自分たちのサービスの基礎を固めよ。これまでの障害に対するクレームを無視し続けてきたGM、副社長は特に反省するべきだ。


こんな会社と提携してしまったKDDDI殿の心中をお察し申し上げるしかない。資本を入れたとしたら、その資本は障害しか出さない開発者か、なにもできない役員を増やすだけだ。


が、もしかすると


KDDI位置ゲーだから11月11日で発表しましょう!」
コロプラ社長「え…あはは!もちろんいいですね」

帰社

コロプラ社長「11月11日リリース決定だから」
開発者「えええええええ!!?」

なう


という流れもありえるので、その場合はどちらもがんばっていただきたい。


でも大丈夫だ、大規模障害も半年すればみんな忘れる。カカクコムのセキュリティ問題もいまや誰もおぼえちゃいない。


■まとめ
成長しようとしている会社の社長様は、意識を高く持ち、元金融マンにだまされず、NOと言える側近を置き、初心を忘れないようがんばっていただきたい。



で、結論として



いいからさっさと位置登録できるように元に戻せよ、くそ。


メアドの流出もあったようだが(っていうか友達紹介で流出と呼べるのかw?)それは開発者と企画者の意識がクソすぎるんですが半年もすればw以下略。


コロプラ社を責めまくっているわけでは決してございません。コロプラ社に限らず、この人数規模の、ベンチャーと呼ばれている企業はおちいりやすい泥沼状態。イケイケの時に、ふと読み返してもらえるような記事になっていれば幸いでござる。